私にとって、それはまさに衝撃のできごとだった。
たしかに、京都出身の私が北海道の大学に入学するとき、
北海道は雪が多く降るところだとは聞かされていたが。
しかし、いくら札幌に雪が多いと言っても、
札幌の町の真中で、しかも、白昼堂々と雪崩が起こるものだろうか?
凡庸な言い方だが、私は北海道の大自然の前に、人の力が 如何に無力なものなのかを思い知らされたのだった。
そして同時に、そのような瞬間をたまたま目撃し、 その衝撃の瞬間をたまたま持っていたカメラに収めることができたこと、 その危険性を人々に知らせる手段が私にあったことを、 ただただ北極星に感謝するのだった。
そして、このページに来てくれた人には、是非ともこの写真を見て欲しい。
専門的なことはよくわからないが、これが「表層雪崩」なのだと、私は推測する。
1997年1月29日 かわさき