上海行きのJALは20分ばかり遅れて10時45分に出発したけど、目的地に着いたのは 定刻どおりの11時55分だった。ちなみに飛行時間は2時間10分。さて、時差はどれだけ? 上海では福州行きの飛行機に乗り換えなきゃダメだけど、私の両親と祖母、私の4人は 中国語がまるで話せない。それでもうろうろ迷いつつ、なんとか目的の飛行機に 乗ることができた。HOKKER 100 とゆーことは、イギリス製?イスが5列の 飛行機だけど、こんなのに乗るのは何年ぶりだろう....。1時間半ぐらいして、 今日の目的地に着いた。飛行場から出てみたが、今度こそさっぱりぱりぱりわからん。 みんな中国語話せんし、英語が通じるわけでもない。こりゃひさんだわ。どーやって ホテルに行こう。うろうろした挙げ句、的士TAXI をつかまえることができた。 西湖大酒店に行きたいと、ホテルのパンフを見せると運転手さんは手に100と 書いて、100元かかると言った。為替レートは約13円が1元だから、 ざっと1300円。ま、そんなものかと乗り込む。 このタクシーが..的士がすごかった。空港を出てから道路の右側でも左側でも 平気で走ってる..つまり、一方通行なんだ...と思っていたら、 あれ?前から車が来たぞ?げ、両側通行だったのかよ!! 空港のある郊外から町中に入るとさらにすごかった。中国はチャリンコのいっぱいある ところとわかっていたけど、そのチャリンコが道路を舞うがごとくに走っている。 さらに人も道路をわさわさしている。横断歩道も信号もたいしてないのに人がいっぱい いるから、みんなが勝手適当に道路を渡ろうとして、それをかき分けるようにして 車が走っている。もちろん、日本のように車は遠慮したりしないから、 クラクションならしながら平気に自転車と人の中に突っ込んで行く。 そのクラクションのうるさいことうるさいこと。警告というより、報告、車が 来ているということを知らせるためにやっているという感じだし、みんな それぐらいにしか受けとめていない。とにかくも、みんな自分勝手な感じで、 こちらは遠慮していたらどこにもいけないふうなの。右側通行だけど、左折のときも 直進車におかまいなしで、先に進路を確保した方の勝ちだ。 そんなこんなで、目を回しつつもホテルに到着するのであった。 このホテルは結構デカくて、テニスコートやらプールやら、一流ホテルとして あるべきものでないものはないってかんじ(難しい日本語)。 ☆☆☆☆の一流ホテルだ。チェックインして部屋に行く。ボーイさんが 荷物を運んでくれたけど、まだかわさきは両替してなかったから、チップとして 100円玉をあげた。このボーイさんはホテルの玄関の扉を開け締めする 係りらしく、いつもホテルの玄関にいて、僕らが出かけるときとかに「こんにちわー」 「こんばんわー」とか、挨拶をしてくれた。
このホテルは日本からのお客さんを結構意識しているようで、日本語の案内も
随所に出ている。ところがこの日本語がとても変。例えば、
「ビヅネスセソター」
「下さハ」
「ようこそいらフしゃいませ。快適にご滞在いただくために、当ホテルでは
わざわざこの案内書を作フてホテルの設備やサービスにつきましてご紹介致します」
「フシスタントマネージャー」
「しなけれげなりません」
「洗濯、プしス、クツキングなどをご遠慮ください」
「ドワイヤー」
「万能ユンヤント」(コンセントのことね)
「チュツクアウイタイム」
「テしックス」
「ヘルスクテブ」
「ダソスホール」
「スイシングプール」
「テニスコード」
これは笑える。原稿書いた人が日本語が堪能でないのと、それを写植した人が
まったくわかってないのとで、こんな変な案内ができたのだろう。
とまあ、ホテルの話はこのくらいにして...
このホテルには西湖とゆー湖のほとりにあった。とりあえずは観光でもしよーと いうことになって、湖岸を歩いたり、町を歩いたりしたけど、なにせはじめての地で 言葉も通じないとあって、緊張しまくりだ。 異国の地に放り出される気持ちがよくわかった。
夕食はガイドブックに書いてあった有名なところに行った。 ここでは、フカヒレだの何だの高級材料を20種類ばかり入れたスープが あるということで、それをたのんだ。お値段は200元。日本円で2600円で、 小さな器に入ったスープが出てきた。これは確かに高い。それを頼んだはいいけど、 他に何を注文したらいいのかわからない。メニューをみても、見慣れない漢字が 並んでいて、どんな料理なのか、さっぱりわからないのだ。しょうがないから、 肉、鳥、魚のグループから、超テキトーに頼んで、まーぼー豆腐が目についたので、 それも頼んだ。出てきた料理はそれでも結構うまくて、特に変なものはなかった。 以前、アメリカでの中華麺屋さんで適当に頼んだときは、豚足がまるまる入っていて、 ろくに食べられなかったけど、それに比べれば全く問題なかった。 そのレストラン、お客さんは少ないのに、給仕さんはいっぱい。ビールがなくなると すばやくつぎに来るし、お皿がある程度空になると、すぐに新しいのに替えてくれる。 どうも、みんなに見つめられているようでリラックスできない。しかしまあ、そういう スタイルが中国での贅沢なんだろう。 その給仕さんが380元の伝票を、「こんなにするけどいーのか?」みたいな顔で 見せに来た。日本円で5000円くらいだけど、こっちの人にとっては、とんでもない 値段なんだろう。たぶん30000円ぐらいの感覚になるのか?そーいった金銭感覚に するべきだね。とすれば、タクシー代にはらった100元はメチャな値段だったに 違いない。